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千葉大学を訪問ー大学におけるサスティナビリティについて学ぶ

本授業は前期に開講した「グローバル共生基礎Ⅰ」で学習した地球規模課題に対して、いかに身の周りの人を巻き込みながら応答していくのか検討する、より実践的かつ具体的な授業です。今年度は、本学グローバル共生im体育官网_im体育平台-app|下载所で推進している緑化プロジェクト1と連携した授業を実施しています。

2024年11月21日に、屋上緑化を通して大学におけるサスティナビリティについて学ぶため、千葉大学を訪問しました。次の3点を主な訪問の目的とし、千葉大学大学院国際学術im体育官网_im体育平台-app|下载院?国際教養学部の永瀬彩子教授に学内の屋上緑化をご案内いただきました。

1. 屋上緑化がもたらす環境改善効果について理解する
2. 様々なタイプの屋上緑化の特徴と緑化技術について学ぶ
3. 持続可能な都市緑化のあり方について考える

千葉大学西千葉キャンパスはエディブルガーデン、ビオトープ、都市養蜂、セダム、はらっぱといった多様な屋上緑化を有しており、今回の訪問ではそれぞれの特徴や維持管理方法などについて教えていただきました。エディブルガーデンではハーブの収穫も体験し、見学後には収穫したばかりのハーブティをいただきながら学びを深めるディスカッションの時間を過ごしました。

参加学生からは「植物や虫や鳥、そして私たちが『屋上』という場所で共生しているのを感じました。」という感想があり、体験を通して人と動植物の共生について考える機会になったようです。

本学で屋上緑化を実践していく場合は、その目的や屋上環境、運営体制、費用等を具体的に検討していく必要があります。本授業の履修生はグループごとに関心のあるテーマを設定し、デザインも含めた屋上緑化のアイデアを考案していきます。すでにユニークなアイデアも出てきており、最終発表が楽しみです。

(グローバル共生im体育官网_im体育平台-app|下载所助教 神田和可子)

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1本学の2024年度教育改革等推進事業「4号館緑化に基づくPBL推進プロジェクト -アーバン?サステナビリティの実現に向けて-」(期間:2024年4月1日から2026年3月31日)

約50種類のハーブや果樹が植えられたエディブルガーデン
都市養蜂