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文部科学省「令和6年度 SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」成果を公開

現代教養学部教育学科 永田佳之教授が代表者を務める「『ユネスコ教育勧告』普及のための教材開発及び教員研修モデルの構築」は、文部科学省による令和6年度「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」に私立大学では唯一採択されている取り組み。

永田教授らは、2023年11月のユネスコ総会で採択された「平和と人権、国際理解?協力、基本的自由、グローバル市民、持続可能な開発に関する教育勧告」(ユネスコ教育勧告)「14の主導原則」に焦点を当てたカード型教材案を作成し、教員研修やNPO職員、保護者、教育委員会職員等の研修での活用を経て、教職員等を対象とする教材として完成させました。

2025年1月には、公開イベント「私たちがつくるユネスコ教育勧告 ―〈コンヴィヴィアル〉から開く14の扉―」(主催:聖心女子大学グローバル共生im体育官网_im体育平台-app|下载所、日本国際理解教育学会)を開催。学校の教員や地域の専門家を招き、カードの抽象的な鍵概念がいかに学校等の現場で具現化されているのかについて議論したほか、ユネスコ教育勧告の日本での可能性や課題について広く共有し、報告書としてまとめました。終了後の振り返りにおいても「生徒たちにも授業で実施したい」「総合学習の時間でも活用したい」といった声が聞かれ、ユネスコ教育勧告の有効性や可能性を実感できる結果となっています。

取り組みの成果は、「ユネスコ教育勧告カード型教材サイト」SDGs達成の担い手育成推進事業取組?成果ページにて公開されています。